Déraciné(デラシネ)宮崎氏インタビュー記事が公開!
「E3 2018」にて電撃発表されたPSVR用新作ゲーム『Deracine(デラシネ)』ですが、ファミ通より『Déraciné(デラシネ)』に関するインタビュー記事が公開されました。
また、過去のインタビューにてフロムは3つの開発が動いていると明らかになっていましたが、今回のインタビューにて、『デラシネ』はその中に含まれていいないことも明らかになりました。
宮崎氏は『一部のフロム・ソフトウェアファンにはお伝えしておきたいですね。』と強調しています。
現在フロムソフトウェアが公式に発表しているタイトルは、『隻狼 SHADOWS DIE TWICE』、『Deracine(デラシネ)』、『メタルウルフカオスXD』となっています。
「そこにいるけどいない」実在感と非実在感のはざまを描く
宮崎『デラシネ』は、VRのアドベンチャーゲームです。ほかのVRタイトルは、VRならではの刺激にフォーカスしていることが多いと思いますが、『デラシネ』はすごく静的なゲームとしてデザインしています。
テキスト主体で進む昔ながらのアドベンチャーと、“VR”という最新技術を組み合わせることで、新しい感覚を生み出せるのではないか?そこから企画がスタートしました。
――新しい感覚とは、具体的にどのような感覚なのでしょうか。
宮崎私が初めてVRに触れたとき、「たしかにそこにキャラクターがいる」という実在感に衝撃を受けたのですが、同時にキャラクターをすり抜けたときの「あ、この子は実在しないんだ」という非実在感も強く印象を受けました。視覚的な実在感があるだけに、触れられなかったときの非実在感も強く感じてしまった。
VRには、キャラクターが「実在する」感覚と「実在しない」感覚がセットになっていて、そういった意味での“技術の限界”を物語に落とし込めないかと考えました。
“時が止まっている世界に住む妖精”とか、“キャラクターから見てもらえない”という設定は、隔絶した感覚を再現するための舞台装置なんです。
――プレイヤーとしては、宮崎さんの敷いた感情のレールに身を任せる気持ちで遊ぶのがいいのでしょうか。
宮崎素直な気持ちで楽しんでいただきたいです。まずは舞台やキャラクターを純粋に好きになってほしい。うがった見方はしなくて大丈夫かと思います。「こいつ化け物になったりするんじゃないか……?」といった心配は無用ですので、安心して遊んでください(笑)
「断片をつないで物語を紐解く」過去作との意外な共通点と、フロム・ソフトウェアのこれから
――同じ開発体制だった『ブラッドボーン』とはずいぶん趣が違いますが、個人的に共通点を感じられる部分もありまして……。
山際断片的な情報をつなぎあわせる、という部分ですね。E3でデモプレイを体験された方も同じことをおっしゃっていたので、どこかにおうのではないかと。
宮崎断片からいろいろな物事を推察する、というフロム・ソフトウェアらしい語り口をかなり強調しているゲームだと思います。『ダークソウル』や『ブラッドボーン』を考察するのが好きな人には刺さるかもしれません。
子どもたちの発言、落ちているメモ書き、その場所で起こった出来事をビデオのように再生してくれる“幻影”など、断片的な情報に触れながら、プレイヤーは物語の輪郭を徐々に理解することになる。
――いわゆる“フロム脳(※)”ですね。方向性は違えど、フロム・ソフトウェアらしさを感じてもらえるアドベンチャーになっていると
※インターネットミームのひとつ。フロム・ソフトウェア作品に特徴的な“ユーザーに想像の余地を残す語り口”に影響され、深読みや考察が癖になること。宮崎もともとフロム・ソフトウェアって変なゲームを作る会社だったんですよ。私が言うのもなんですが、「正気か?」というような(笑)。フロムの歴史にはそういった意欲作が転がっている。
そういうところも含めてフロム・ソフトウェアが好きなんです。すべての人が同意してくれるかはわかりませんが。
――アドベンチャーゲームだと『エコーナイト』という前例もあります。
宮崎そうですね。『デラシネ』はフロム・ソフトウェアが“昔はできていたのに、いまはできていないもの”のひとつなんです。会社としても、多様なジャンルのタイトルや、小規模なタイトルにチャレンジしやすい雰囲気を作っていきたいと思っていました。『ソウル』シリーズも、もともとはそうした多様性の中から産まれたタイトルですから。
山際SIEとしてもVRタイトルを増やしたい時期でしたし、そういう宮崎さんの思惑やタイミングがうまく合致したので、「ぜひやりましょう」と。
宮崎VRという最新のテクノロジーにはいつか触れておきたかったので、機会をいただけたという意味でもSIEさんには感謝しています。
山際もちろん『ブラッドボーン』に続く大作タイトルを、という話もありましたし、個人的にやりたい思いもありましたが、フロム・ソフトウェアさんの開発状況を考えると『デラシネ』はベストな選択だったと思います。
宮崎ああ、そういえば、過去のインタビューで「大きい開発ラインが3つ動いてる」という話をしたことがあるのですが、『デラシネ』はその中には入っていません。3.5の中の0.5みたいなイメージです。……と、一部のフロム・ソフトウェアファンにはお伝えしておきたいですね。
――今後のプロモーションで、キャラクターの情報も徐々に明かされていくのでしょうか?
宮崎個人的には、できるだけ抑えたいところですね。「ストーリーはどうなるのか」、「“Deracine(=根無し草)”というタイトルの意味は?」とよく聞かれますが、たまには発売するまでなんだかわからないゲームがあっても面白いのではないかと。事前情報が少ないほうが想像する楽しみがありますし、『デラシネ』はその想像をいろいろな意味で裏切るゲームだと思っています。
山際どちらかというと、キャラクターよりもストーリーを追いかけていくゲームなので、詳細なプロフィールを出すつもりはいまのところありません。ただ、そのあたりはE3の反応も含めて考えていきたいです。
――最後に読者に向けてメッセージをお願いします。
山際やっと……というのが大きいのですが、発表できたことがまずうれしいです。世間の反応がまったく予想できないタイトルでしたので、「こういう温かい世界を遊んでみたかった」とか、「『デラシネ』のためにPS VRを買います」とか、そういう感想をいただけたことが励みになっています。楽しいゲームになっていると思いますので、ご期待ください。
宮崎『デラシネ』は、静かで古めかしい、ゆったりとしたアドベンチャーゲームです。VRらしい刺激は少ないのですが、断片的な謎が散りばめられていて、そうした謎を紐解いていく楽しさは充分に味わっていただけるかと思います。難しいアクションゲームは苦手……という方にもぜひ遊んでいただきたいですね。
これからは、いわゆるフロム・ソフトウェアの王道を外れた作品もたまには作っていきたいと思っていますので、見守っていただきたいです。わき道にそれたゲームがあることで、王道にもいい影響があると確信しているので。ぜひ応援していただければ。

『Déraciné』 デビュートレーラー
以下、Déraciné(デラシネ)宮崎氏インタビュー記事に対する反応
“フロム脳”を刺激するVRゲーム『Deracine(デラシネ)』と、社長・宮崎氏が語るフロム・ソフトウェアのこれから【E3 2018】
https://www.famitsu.com/news/201806/18159356.html
山際 もちろん『ブラッドボーン』に続く大作タイトルを、という話もありましたし、個人的にやりたい思いもありましたが、フロム・ソフトウェアさんの開発状況を考えると『デラシネ』はベストな選択だったと思います。
宮崎 ああ、そういえば、過去のインタビューで「大きい開発ラインが3つ動いてる」という話をしたことがあるのですが、『デラシネ』はその中には入っていません。
3.5の中の0.5みたいなイメージです。……と、一部のフロム・ソフトウェアファンにはお伝えしておきたいですね。
うおおおおおお(´・ω・`)
>>393
>「こいつ化け物になったりするんじゃないか……?」といった心配は無用ですので、安心して遊んでください(笑)
ワロタ(´・ω・`)
ACうわああああああああああああああ(´・ω・`)
うわあああああああああああああああああああああああああああ(´・ω・`)
セキローとあと2つもあるだと…
大いなる湖
アーマド
・
コ
ア(´・ω・`)
TGSでAC有り得るんですね…(´・ω・`)!?
きたああああああああああああああああああああああ(´・ω・`)
これはきたね(´・ω・`)
フロムなら何か発表してくれると信じてるよ(´・ω・`)
あれはIP貸してるだけでしょ?
大統領XDの開発はフロムじゃない別のとこ(´・ω・`)
普通に隻狼、メタルウルフカオス、デラシネかと思ってた・・・メタルウルフカオスがコレに入るかは明言されていませんが、少なくともあと1本は未発表の作品が動いてるという事に!!
これはアーマドコアを期待してもいいかも!?



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コメント
大統領XDはフロム監修するぐらいでほとんど関わってないやろ
あと2つなんか作ってるなコレは。
ACもええけどキングスフィールドも復活してほしいわ
一部のフロム・ソフトウェアファンにはお伝えしておきたいですね発言といい、
任天堂のパチモン発表を見てのコメントに見える
ACだといいなぁ
※2
DAEMON X MACHINAか
あれオレの思いこみでフロムかと思ったんやが、マーベラスなんやな
フロムが本物のロボゲーを見せてほしいわ
AC4系オナシャス
いまのフロムにACスタッフいないやろそれこそパチモンにならないか
やっと期待して良いのか
このタイミングでACじゃなかったらもう一生諦めるわ
どんだけ待ってると思ってんだよ
メカデザインはDXMに行ったけどACの世界観設定できる人ってまだフロムにいるんだよな?
真のACを決める戦いになるのか?
いやそもそもdaemon x machinaであってACじゃねえから
真のACでもACのパチモンでもねえからdaemon x machinaとして楽しめよ
※6
DXMのメカデザインは元からフロムの人じゃないよ、そもそもACのメカデザインは殆どが外注
4系の世界観作った人は宮崎Dでこのインタビューの人、V系の世界観作ってた高橋Dはまだフロムにいる
DAEMON X MACHINAは公式HPで「完全新作」「Switchならでは」って
言ってこれでもかと新規IPを強調してるんだけど
ゲームではなくゲーム会社同士を戦わせたい一部の人間が騒いでるね。
正式に発表されたわけでもないインタビューから、パチモンへのコメント
だとか真のACとか勝手に他社に喧嘩売るような妄想膨らませるのはいかがなものかと。
というか、「真のAC」ってどんな基準で決めるんだ?
まてまて、エヴァーグレイスの可能性もあるよね?